夢見草子

桜の別名を夢見草といいます。徒然なるままに休み続ける日々。

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昨日の出勤を終え、GWが再開した。再開初日は渋谷の紅茶専門店へ行った。よく学生時代にゼミの先生に連れてこられたフランスに本店のあるお店だ。紅茶が40種類くらいある。味の細かい違いがわかるような繊細な舌は持ち合わせていないけれど、丁寧な説明書きが添えてあり、その内容は何度も読んでもいつも面白い。フレーバーの詳細とともに、「夢を追う人のための紅茶」「愛する人のための紅茶」「美しさを極める貴女への紅茶」みたいな一言が添えてあるものがいくつかあって、作り手の込めた思いやユーモアも知ることことができるので、それを読むだけでも楽しい。

一緒に行ったのは二人では初めて会う子だった。お互いのいろんなことを聞いた。とても柔らかくてしなやかで、多くを語らないのはイメージ通りだったけれど、手をよく使って話していて、彼女の伝えることや表現することへの内なる情熱が感じられた。いろんな彼女をこれから見ていけるのが嬉しい。

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そのあとは噂のコーヒースタンドへ行った。見知った顔や話には聞いていたけれど初めて会う人もいて、不思議な空間だった。アイスコーヒーは夏場の渋谷にぴったりなおいしさで飲みやすかった。

青春の思い出がいっぱいの渋谷に、またひとつ、ふたつと思い出が増えていく。渋谷がますます好きになった。いつか、ゴミなんて一つも落ちていないような街になればいいのに。