夢見草子

桜の別名を夢見草といいます。徒然なるままに休み続ける日々。

日記 3/20

水曜は通院の日。私の前の人たちがなにかと大変そうで予約の時間通り行ったのにそこからしばらく待った。時間通りというか、思い通りになることの方がこの世界にはよっぽど少ないことに気づいたのは通院を始めてからな気がする。

経過が良好なこともあり、今後の診療は2週に1度になった。恋話を真剣にした先生と会えるのはもしかしたら今日で最後だったかもしれない。それでも、年内いっぱい薬は飲み続けなくてはならない。

最近は安定していると伝えるとホッとしたように、「もう元の自分に戻ったかんじがしてますか?」と聞かれた。元の自分。元々の私ってどんな人間だったんだろう。色んなことがあったけれど、何が起きても自分が自分じゃないような気持ちになったことはなかった。

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ただ、こんな自分でいるのが嫌で嫌で仕方なかった。誰かみたいに細かいことを気にしないようになれたら、いちいち怖がらずにいられたら、泣かないでいられたら、どんなにいいだろう。自分のままで、自分のなりたい自分になりたいのは欲張りなのだろうか。みんなそうじゃないのかな。