夢見草子

桜の別名を夢見草といいます。徒然なるままに休み続ける日々。

5/11

土曜出勤だった。人が少なく、かつ奇跡的に苦手な人が一人もいなかったから快適でずっと眠かった。

うちの会社は机の上にパソコンだけ置いて帰る、というルールがある。ようするに、余計なものをデスクに置かないようにさせている。

「わたし、定時で帰ります。」というお仕事系ドラマを毎週見ている。このあいだの回で、効率よく仕事するコツとしてデスク周りを綺麗に保つことが挙げられていた。

うちの会社は繁忙期以外ほぼ毎日定時退社のホワイト企業なのだけれど、それができる理由としてデスク整頓のルールがあるのかもな、ときれいな机を見渡しながら思った。

人生初のバイト先が地獄のようだったし、当時ワイドショーとかで取り上げられたブラックバイトとも呼ばれていた。人間として扱われている気がしなかった。その次に始めたミスドのアルバイトで時間通りに終わったことにいたく感動したのを覚えている。

毎日時間通りに退勤するために仕事をしていると言っても過言ではない。むしろ、それの何が悪いんだろうと思う。

もちろん、仕事の中で褒めてもらえたり、やるからにはいい結果が出るように人一倍に頑張る。残業することは頑張ることではない。必要な残業や休日出勤はある。

こだわるべきはかけた時間の長短ではなく、結果だ。そこだけはずっと一貫しているなと思う。

結果のための最善策だったら時間の長短は問わない。ただ、長く作業する必要のないものは最短で終わらせて別のことをしたり、休みを取る方が賢明だと思う。だから今日は時間のかかる作業をひたすらできてよかった。眠くなければもっとできたのにという悔いは残ったけれど、明日の休みは盛りだくさんだ。5月は一番好きな月だ。気温が好き。暑すぎず寒すぎず、とても過ごしやすいけどあっという間だからこそ、存分に楽しみたい。