夢見草子

桜の別名を夢見草といいます。徒然なるままに休み続ける日々。

10/7

よわい薬を出されることについて。そんなに自分の症状が重くないというと前向きな捉え方もできれば、強い薬を出すには危ない状態だと判断されたのかなとおもって結局どちらにも信じきれずにいる。

 

会社から出された課題の終わりが見えてきて、少し気が楽になったり、引っ越しの準備を進めながらぼんやりテレビを眺めていた。

 

最近筋肉で話題の武田真治が、自由に飲み会生活してきたMr.マリックの娘でラッパーをしているLUNAさんに筋肉を鍛えるダイエットを実践する企画をやっていて、当初見た目もチャラついてたLUNAさんがそのしんどさについて

「ずっと自由に好き勝手やってきたからこんなに努力したことはない」

と話していて、あー私もなんだかんだ努力をしたことがないのかもしれないと改めて思った。乗り越えないといけない試練のような不運のようなものはいくつかあったけれど、自分の力でどうにかしたというより、時間とともに思い出が風化したり周りが責任の所在をハッキリと別の誰かだと言い切ってくれる人ばかりだった。

 

何があっても、わたしは悪くないと言ってれくれた。それは本当にそうで、わたしの行いのせいで訪れたものではなかったけれど、きっと自分で頑張れたこともあったのにやって来なかったという自負はあった。特に自分がやらなくても誰かがやるものだったりしたし、私がやってもいいことをわざわざ勧める人もいなかった。

 

でもやっぱり、私にはいつだってやる気がなかった。

 

最近のトラブルだってそう。何かにつけて、誰が悪いのか自分がどうしてこんな思いをしなくちゃならないのかと怒ってばかりいたけれど、そんなことを偉そうに言えるほど私は何もしていないし強くもないのではないかという不安で、言い切ったり割り切ることができず、負の感情をだらだらと延長してすがっている。ばかみたいだ。

 

武田真治に鍛えてもらえたら一番手っ取り早いけどそんなわけにもいかないから、自分でできることをやろう。あと少しは筋肉つけよう。