夢見草子

桜の別名を夢見草といいます。徒然なるままに休み続ける日々。

6/9

梅雨らしい日だった。家の中から聞く、雨の音が好きだ。見えないけど音や香りで存在を感じるようなものってなんかいい。帰り道、どこかの家の、おそらく台所の換気扇から香ってくるカレーの匂いとかも。「カレーを食べる」のはもちろん好きだけど、「どこかの家のカレーの香りがする」のも同じくらい好き。美味しいにおいはまさに見えない幸せだ。

 

昨日書いていた内見に行くはずの写真で気に入っていた物件が急に埋まってしまい、引っ越しそのものがナシになった。

引っ越しが決まれば家賃はだいぶ下がるけれど、その物件は礼金ゼロの代わりに敷金は少し高く、加えて今住んでいる部屋は敷金ゼロだけど礼金はある。それなりに費用がかかっていたから、浮いたと思えばそれでいいし、今は場所を変える時ではないのかも。なんて都合よく解釈して納得した。貯められるお金が増えて嬉しい。

 

夜は素敵なお姉さんと飲みに行った。高校時代はプリクラを撮りに降りた水道橋。東京ドームのゲーセンばかり行っていたので、その改札の反対側の飲屋街に降りたのは初めてかも。

お酒を片手に、あんまり話したことのない話をした。(といってもそんなヘビーはことでは無い)

友人たちとは違う答えや言葉選びに新鮮さや頼り甲斐が感じられて、色んなことをハッキリと言える人はかっこいいなぁと改めて思った。

もやもやがスッキリした。

私も頼れる人になりたい。

体調を崩していたとき、「頑張らなくていい」とか「もっと頼っていい」とたくさん言ってもらえてそれは嬉しかったけれど、頼りにしてるよ!と言われた方が私は頑張れるのかもしれない。

今週も大嫌いな月曜日がきた。5日間出社したい。するぞ。