日記 4/10
昔から辛いものや刺激物が得意ではない。辛いというのはわさびとかからしとかそういうの。寿司はサビ抜きだし、コンビニおでんのからしはもらわない。
家で作るカレーは甘口一択で、大学のカレーも友人が全然辛くないというので食べてみたら私にとっては死ぬほど辛くてダメだった。テレビでやってるような激辛料理の流行には一生ついていけない。うっかり食べたら死にはしないけど入院はする自信がある。
刺激物というのは炭酸飲料とか、子どもの頃流行ったパチパチする綿菓子みたいなもの。お酒を飲むようになっていくらか炭酸飲料には耐性がついた。鹿児島の温泉施設のレストランで、サンプルのクリームソーダの色が綺麗で頼んだら炭酸飲料で大泣きした記憶がある。今ではクリームソーダはむしろ好きなくらいだ。ビールも好きだし。ジンジャーエールとかも好きだ。
今日は冬みたいに寒いわりに体調はすこぶるよく、時間通りに出社できた。異動前に一緒に仕事をしていた人からお菓子の詰め合わせなんかももらえたりしていい日だった。
帰りの時間はますます寒かった。寒いとカレー食べたいなぁと思うタチのだけれど、あまり共感してもらえない。帰宅しながら会社でもらった冷凍のカレーがあるのを思い出し、外食をやめてご飯を炊いて、湯煎でカレーを解凍して一緒に食べた。見た目は普通のカレーなのにとんでもなく辛くて(正式には私の舌が辛さにとんでもなく弱くて)、あっというまに白米を先に食べ尽くしてしまい、それでも舌が燃えるように痺れていて白米を追加した。合計でお茶碗2.5杯くらい食べたと思う。今とても苦しい。
辛いものをたべるとき、一体何と戦っているんだ私はといまだに思う。