夢見草子

桜の別名を夢見草といいます。徒然なるままに休み続ける日々。

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半年に一回の会社の宴会だった。ホテルのパーティールームでの立食形式で、離れてしまった部署の人たちとも久しぶりにおしゃべりできた。

いつもビンゴがあって、50人くらいの部署の半分くらいが景品をもらえるシステム。ビンゴになった人からくじを引いて、そのくじに何等と書かれているかによって景品が決まる。前回焼肉ペアチケットを当て、もうくじ運は使い果たした気でいたけれど、今回3等を引き当てた、というより、最後の一人が私で最後の一つが3等だった。今回は愛しき元上司がビンゴ係だったので、「これさくらさんにちょうどいいかも」とボソッと言いながら渡された包み紙を開くと、目元マッサージャーだった。

部署が変わって人と話すよりブルーライトを浴びる時間が増えたから助かるし、そんなささやかな一言が嬉しかった。

会の最後には人事異動によって社内の偉い人たちが入れ替わり、その挨拶があった。

同世代の同僚は友人のような、年上の人たちも親戚のおじさんおばさんみたいなノリで気軽に接してくれるけれど、私たちをつないでいるのは会社であり、組織であり、それはこんな風に変わっていってしまうのだと改めて思う。

目の前にいる人の役に立ちたいという気持ちをできることから形にしなくちゃ。

いま一番大切にしたいのは仕事だ。負けるな。