夢見草子

桜の別名を夢見草といいます。徒然なるままに休み続ける日々。

2/20、21

休みが始まった。体調が安定しなくて横になってばかりいた。会社ではコロナ対策による時差出勤が来週から始まるらしい。わたしはどうしようか。

会社に復帰できるのかもよくわらないけれど。休職期間の制限を超えてしまうらしい。なんかよくわかんないけど。考えたくない。

今日も頭が痛いのでほとんど横になって過ごした。たまに眠ってしまったけれどロクでもない夢を見て、あぁ眠りが浅いなぁと思った。夢って映画みたいだ。規模がでかくて設定が細かい。この間は実際に前に住んでいた家が伝説の人気映画で使われて聖地巡礼でめちゃくちゃ儲かっている夢を見た。今日は九州の親戚の家に最新の新幹線みたいな乗り物で向かう夢を見た。どっちも家族がいっぱいでてきた。実在しない架空の家族も出てきた。登場人物がサマーウォーズ並みだった。とりあえず疲れた。夢なんて見ないでぐっすり眠りたいのに。

夕方から体調が良くなったので、Twitterでバズってた炒飯を作って、金曜ロードショーのリメンバーミーをみた。

友人の結婚式で久しぶりに会った友達と、お互いの結婚の話になって、私は母がもういないから今更ドレス着ても見せられないんだよなぁとポツリと話したら、彼女はすかさず「でも絶対そばで見てるよ」と当然のように言い切った。

あぁそうか、こういう風に信じている人がいるから世界はあたたかいし、人は救われて行くんだなぁと思った。私の母も、ママココ(リメンバーミーの登場人物)のように、寄り添ってくれているのかな。こんなまともじゃない人生を送る娘に絶望していないだろうか。

いない人のため、いない人を忘れないことを目的とすることなんか虚しいとばかり思っていた。今を生きる家族のためじゃなきゃ、わたしは動けないと思っていた。だから新しい家族が欲しいし、結婚もしたい。

そう思うことは間違いではないけれど、もういない家族を大切にできない人に、新しい家族を迎える資格はないのではないか、と映画を見ていて思った。

天国の母に恥じない生き方をする。それが心の軸になるのかもしれない。母に良くも悪くも影響を与えられた私は、そうするしかないのかも。

見ていてくれ、愛しき人よ。