夢見草子

桜の別名を夢見草といいます。徒然なるままに休み続ける日々。

9/20

二度寝して起きて朝ごはん(時刻は昼前)

・夜までスタバで読書 兼昼食 ほぼ夕方〜夜

・テレビを観ながら夕食 19〜20時

という生活リズムになっていて、とてもよくないなと思っている一方で、光合成でもするかのように本を読むことで、たくさんパワーを吸収している。

大好きな作家の、島本理生さんが15歳と、17歳のときに書いたという物語。すごいな。すごいや。という言葉さえ拙いくらい、本当にすごい。恋愛小説は、細かくいうと恋愛にどっぷりしすぎてズレてる人たちがたくさん出てくる小説だ。

彼女は学生時代からたくさん本を出してきた人なのだけれど、直木賞をとった最近になってデビューしたてで文芸雑誌に載っただけで本になってなかった作品が文庫になったらしく、本の最後にはあとがきが加筆されていた。周りの人への感謝の言葉とともに、「作家として生きる力・書く力を与えたものは、まさしく恋愛だった」と言い切ってしまうところが本当にかっこいいと思った。

しょうもないほど恋愛に色んなものを消費してきたことを、大人になればなるほど、どこか後ろめたく思っていた。

でも多分、こうやって後ろめたくなってるのが一番よくないなって思う。だからもう、声を大にしていってしまえばいいのだ。

今時珍しいくらい恋愛だけして生きてきたタイプで、幸せな恋愛だけして生きていければいいのにとさえ思う。

そうやって公言していたときのほうが、わたしの心はずっと健康だった。たぶん、これからも。曲げるな。これ以上。