夢見草子

桜の別名を夢見草といいます。徒然なるままに休み続ける日々。

日記 4/21

1日ずれた日記になりそう。早すぎるボケ防止対策には良さそう。

友人の地元、板橋区大山に遊びに行った。ハッピーロードという名前の長い商店街があって、美味しそうなお店がたくさんあった。台湾料理のお店で、タンパオという小籠包みたいなものと、ルーロー飯、まぜそばというわかりやすく台湾っぽいものを食べた。あとあと全部炭水化物と肉だなと思ったけど美味しかったから何でもいいのだ。

そのあと、喫茶店特集の本や雑誌によく載っている有名な喫茶店へ向かって歩いた。少し駅から離れていて、住宅街にポツンとある感じのいわゆる純喫茶で、前に二組が待っていた。厚焼きのホットケーキとクリームソーダ、友人はレモンスカッシュを頼んだ。ご夫婦らしき二人が経営していて、愛想の良くホールで接客するおばちゃんと、マスターは渋い顔でひたすらホットケーキを焼いていた。江戸っ子の職人の顔つきってかんじで、東京出身の祖父に似ていると思った。

祖父は職人ではないのだけれど、一緒に住む前は米屋を営んでいたこともあり年末は毎年餅つきをしていた。餅つきとはいえ、臼と杵ではなく、蒸した餅米を機械に入れて高速で回転させてひと塊りになった餅を、粉をつけた手で伸ばして丸めてを繰り返し、整形するのが我が家の餅つきだ。

地元にも昔ながらの商店街や喫茶店、多国籍の料理店がたくさんがあるけれど、町によってなんとなく雰囲気がちがう。大山、好きな雰囲気の町だったし、全然性格の違う友人と気付いたら仲良くなっていたがなんとなくわかった気がした。