3.11
3/11じゃなくて、3.11だなと思うのです。こればっかりは。
東京の家で熱を出して寝ていた。急に家が大きく揺れて、ほんとうにびっくりした。自宅が震源なんじゃないかって本気で思った。部屋を出て居間にいき、テレビをつけると、どこもかしこも大慌てで地震速報を放送していた。
自宅のある東京は震度5強だったらしく、これまでの人生で一番大きな地震だった。東北地方ではもっと強い地震があったことだったり、津波の映像だったり、テレビからこの世の光景と思えないものばかりが流れた。
2011年3月11日以降、わたしは東北に行ったことがない。元々親戚は九州だし、用事もなくて。ボランティアとか行ったほうがいいのかなって思ったりもしたけれど、自分に何ができるのかわからなかったのと、自分がいる時にまた大きな地震があったどうしようという不安で行けなかった。
自分より大変な状況の人がいるんだから、という言葉をかけられたとき、まっさきに震災時の東北の映像が浮かび、自分のことが嫌いだと思った。
夕方のニュースで、去年やっと家族の遺骨が見つかった人がいるというのを知った。そのご遺族たちはやっぱり寂しそうだけれど、穏やかな顔だった。
少しずつ少しずつ、苦しみや悲しみからときはなたれていくひとがいることが希望であり、どうか自分がだれかの希望になれるよう、ただ生きていきたい。
3/7
でかけた。世の中は自宅待機ムードだけれど、友達と前々から約束していてこの週末には楽しみがギュッと詰まっていたのだからでかけずにはいられなかった。
いろんな話をして美味しいものを食べてすてきな本を買って。なんて素晴らしい休日。そして休日はつづく(最高)
シフォンケーキを久しぶりに食べた。こんなにふわふわな食べ物を食べたのは久しぶりだ。明日はいちごをたくさん食べる予定なので、赤い服を着てでかけます。おやすみ。
3/5
小説を書き始めた。今のところ暗い。暗くならないように場面を朝からにしたのに暗い。わたしの性格の問題なのだろうな。ミス根暗GPに輝そうなほど暗さがやばい本を書いている。そして気付いたらこんな時間で手足の指が冷たくなっている。布団に潜って、手足の指を閉じて開いてする。結構効くんだよなコレ。騙されたと思ってやってみるもんだわぁ。
体は冷たくてたまらないけれど、心は楽しんでいるようだ。三月末締め切りのもの応募できるかな。暗いほうはとっとと書き終えて、明るいものを書きたいな。
書くことに、情熱を惜しみなく注ぎたい。