2/18
敷布団の上の毛布にのっかって、掛け布団だけをかけて横になっている。布団の外、部屋の中の空気は少し冷たいけれど、暖房を入れたら電気代がもったいないな、そんな温度。
いやおうなしに春か近づいてきて、桜モチーフの商品が並び、道端に梅が咲き始め、実家のサザンカは散った。
去年の今頃は九州にいて、佐賀と福岡をのんびり旅していた。ライブにも行った。ライブは最高だったけれど、それだけでは頑張れる気がしなくて、自分の抱えているものの重たさや根深さを感じて足がすくんだ。
結局季節が巡ったところで、感情を飼い慣らせないでいる。急に湧く怒り、行き場のない悲しみ、やるせなさ。
薬物所持で捕まったミュージシャンのニュースを見て、私も彼と同じだと思った。人がみていなければ、影で壊れる分にはきっと大丈夫なのだと。でも彼は捕まった。詳しくはわからないけれど、やっぱり他の人から見てどこか様子がおかしかったりしたのだろうか。
人前ではさくさくとこなせることが、急に一人になるとできなくなって、フリーズしてしまって。こおりのように心が固まって動かない。電話もメールも着信音は聞こえているのに一向に手を伸ばして操作する気にならない。
何もしたくない。
何も説明できない。
どうしたらいいかわからない。
すべてをシャットダウンするように薬を多めに煽って眠り、浅くて長い眠りについた。変な夢を見て、内容は忘れてしまったけれど目が覚めたら汗でぐったりしていた。
同級生の死、親の言葉、職場の立ち位置、いろんなものを気にして気にして疲れてしまって、何も考えたくないと思った。
それは果たして、しぬことに一致するのだろうか。
今の私は会社の人たちに吸い込まれるように線路に落ちてしまうのではないかと心配されているらしい。
採血さえ困難な血管の薄さなので、血が流れる事故に遭えばたぶん輸血が間に合わなくてしぬ。点滴のたびに看護師に言われてきた。てか本気でしにたくない。だからようするに、そういう痛くて血が出そうな事態に自らうっかり、なんてことはないと思う。思うけれど、今の私がそんなこと言っても周りは疑ってかかる。
大丈夫ではないけど、そんなに心配しすぎないでください、なんて言えなかったな。言ったらもっと心配させてしまいそうだ。
毎日こつこつと働く姿を見せることでしか理解されないのだろうか。しんどいな。でもそれしかないなら、それをがんばってみようとおもう。
2/17
ニンニクとヨーグルト。どちらもたまに食べたい飲みたいなってなるのだけれどすこぶる相性が悪くて、だいたいお腹壊したり頭が痛くなってしまう。
それでも食べたいと思ってしまうのはなんなんだろうな。
おとなになりたい。
2/16
一進一退を繰り返しながら良くなっていくらしいけどほんとによくなっていってるのかなってかんじだ。
昨日今日のほとんどを眠って過ごしてしまったので背中がバキバキに痛い。明日は温泉施設に行ってほぐそう。サウナにも行こう。
人としてダメかダメじゃないかのレッテルを自分でつけて沈んでいって、本当にこんなんじゃだめだなって。自分で自分のことダメって決めつけるほど簡単なことってないなぁ。
どこまでも沈んでいけてしまうよ。溺れてしまう前に。
2/14
いつからかわかんないけどずーっと辛い。がんばれないことが辛い。すぐ怠ける自分が辛い。逃げるな逃げるなって思う。なのに体が動かない。心はもっと動かない。いつまで腐り続けるのかな。もう手遅れなのかな。
2/13
親友の披露宴の引き出物のカタログで注文した包丁が届いた。包丁って買いに行くのは少し抵抗がある、というか買って持って街を歩くのがなんかそわそわしちゃいそう。
カタログに載ってる包丁なので品質もよい。さっき早速使ったら切れ味抜群でびっくりしちゃった。色々切りたくなるね。
こういうささやかな出来事に励まされてどうにかこうにか。ってかんじだな。